グループホーム働き方ガイド

認知症高齢者の暮らしをサポートするグループホームとは

グループホームで介護士はどんな仕事をするの

グループホームは、認知症の高齢者が介護職員のサポートを受けながら共同生活を送る介護施設のことを言います。他の施設に比べると介護職員と居住者との距離が近いため、じっくりと寄り添った介護ができます。家庭的な施設が多いので、経験の浅い介護士でも受け入れてもらえ、初心者の方にも人気の職場となっています。

グループホームの勤務時間は4交代制のシフトを取っているところが多く、早番、日勤、遅番、夜勤があります。仕事としては、入居者の日常生活のサポートです。掃除や洗濯の介助、食事の調理、必要な場合の排泄や入浴介助、移乗介助などがあります。グループホームでは、自分のできることは自分でするという指針がありますので、手を出しすぎることは避け入居者のできることを見守り、自立を支援していくことが必要です。

入居者は認知症を患っているため、認知症の正しい知識や理解を深めていくことも仕事の1つです。また、認知症の進行を遅らせるため、グループホームでは季節ごとの外出やレクリエーションを通して、脳や五感を刺激しています。レクリエーションの企画や運営を担当することで、職員同士のつながりや、入居者とのコミュニケーションも増えます。

また、グループホームで働きながら資格を取得することで、キャリアアップも望めます。介護職の場合、初任者研修や実務者研修を取得すると、待遇面での優遇も受けられます。施設によっては、資格取得を積極的にサポートしているところもありますので、グループホームで働くためのやりがいの1つになることでしょう。その他、グループホームに関する情報を知るなら、こちらの参考サイトがおすすめです。